録音していることを相手に伝える(利用者向け)

個人アカウントで使える告知機能の選び方と設定です。

自分のアカウントだけで透明性機能を有効にする手順をまとめます。会議のチャット欄に告知メッセージを自動投稿する方法と、カメラ映像に文字起こし中の表示を重ねる方法があり、どちらか一方でも両方でも使えます。あわせて、チャットに貼ったり会議の冒頭で読み上げたりできる日本語の文例も用意しました。

それぞれの機能が参加者からどう見えるのか、どの会議に向いているのかは透明性機能についてで比較しています。

補足

設定にはデスクトップアプリ(macOS / Windows)が必要です。Google Meet の自動チャット通知だけは、あわせてブラウザ拡張機能を入れます。

対象となる方

この記事は、自分のアカウントだけで告知機能を設定したい方向けです。ワークスペース全体に適用する立場の管理者の方は、透明性機能を組織で有効にする(管理者向け)をご覧ください。組織の管理者がすでに全体に適用している場合、個人の設定画面から解除することはできません。

設定画面の場所

デスクトップアプリの設定 > 環境設定 > 透明性を開くと、次の2つの項目が並んでいます。

項目 内容
自動チャット通知 文字起こしの開始後に、会議のチャット欄へメッセージを1回投稿します
ウォーターマーク 文字起こし中、自分のカメラ映像に小さな表示を重ねます
図画面キャプチャ: 環境設定の「透明性」ページ

自動チャット通知とウォーターマークの2項目が縦に並び、それぞれ右側に有効・無効の切り替えまたは「セットアップ」ボタンが表示されている状態。

編集注記

個人の環境設定から透明性機能を有効にできるプランの範囲は、UNCHAIN株式会社の提供条件に合わせて記載してください。本記事では、無料プラン・個人プラン・チームプランの利用者が個人設定から有効にできる前提で書いています。ワークスペース全体への強制適用はEnterpriseプランの管理者機能です。

自動チャット通知を設定する

会議アプリごとに導入手順が異なります。使っているアプリの記事に進んでください。

ウォーターマークを設定する

確認

設定できたかどうかは、次の2点で確認できます。自分以外の参加者がいるテスト会議で文字起こしを始め、チャット欄に告知メッセージが1回だけ投稿されること。ウォーターマークを使う場合は、会議アプリで選んでいるカメラがウォーターマーク付きのものになっていて、自分の映像の隅にバッジが出ること。

告知メッセージの文例

会議チャットに投稿する文面は、長いほど読まれません。1〜2文にとどめ、必要な情報だけを入れるのが実用的です。次の文例はそのままコピーして使えます。会議招待メールに添える一文や社内規程の条文案など、より広い場面の文例はAI議事録をどこまで使ってよいか(チーム向けガイド)にあります。

編集注記

自動チャット通知の本文を利用者側で編集できるかどうかは、Pulseの仕様に合わせて記載してください。編集できない場合、以下の文例は会議冒頭の口頭アナウンスや、チャット欄への手動投稿にお使いいただけます。

1. 社内会議向け(カジュアル・敬体)

この会議は議事録作成のため、Pulseで文字起こしをしています。不都合があれば言ってください。

短い定例会議やチーム内の打ち合わせを想定した文面です。毎回同じメンバーで開く会議では、これくらいの分量がちょうど収まります。

2. 社外・お客様との会議向け(丁寧・簡潔)

本日の打ち合わせは、議事録作成のためPulseで録音・文字起こしをしております。ご都合が悪い場合はお知らせください、停止いたします。

停止できることを明記しておくと、相手が申し出やすくなります。実際に申し出があった場合は、その場で文字起こしを止めてください。

3. 初対面の商談向け(目的と保存期間に触れる)

本日の商談は、社内での内容共有と議事録作成のために録音・文字起こしをしております。記録は弊社内でのみ利用し、〔保存期間の月数〕か月で削除いたします。ご希望があれば停止いたします。

初めてお会いする相手には、何のために記録するのか、どれくらい残るのかまで触れておくと安心されます。〔保存期間の月数〕には、ご自身の組織で定めている保存期間を数字で入れてください。保存期間の設定は文字起こしの自動削除で確認できます。

4. 英語話者が参加する会議向け(日英併記)

この会議は議事録作成のため文字起こしをしています。ご不都合があればお知らせください。/ This meeting is being transcribed for meeting notes. Please let me know if you'd prefer we stop.

1行に収めるため、日本語と英語をスラッシュで区切っています。参加者の構成によっては、英語を先に置いたほうが読まれやすいことがあります。

ヒント

文例の「Pulse」の部分は、ツール名を出したくない場合は「自動文字起こしツール」などに置き換えても構いません。伝えるべき中心は、ツールの名前ではなく、記録が残ることと、止められることの2点です。

参加者から申し出があったときは

告知に対して参加者から異議があった場合は、その場で文字起こしを止めてください。ノート画面下部の文字起こしパネルから一時停止でき、会議を終了せずに記録だけを止められます。すでに記録された部分についても、文字起こしのブロック単位で削除できます。操作方法は文字起こしの仕組みで説明しています。

会議が終わったあとで削除の申し出を受けた場合は、ノートそのものを削除するか、該当部分だけを削除してください。削除の手順はノートの削除と復元にまとめています。停止したあとの進め方(手入力のノートに切り替える、機微な議題の区間だけ止めるなど)は、AI議事録をどこまで使ってよいか(チーム向けガイド)に選択肢を整理しています。

注意

ご自身が参加していない会話をPulseで録音しないでください。会議室に機器を置いて席を外す、通話相手が離席している間も記録を続けるといった使い方は、当事者として録音している状態ではなくなり、民事上の責任を問われる余地が生じます。判断の目安はAI議事録をどこまで使ってよいか(チーム向けガイド)をご覧ください。

うまくいかないときは

  • 通知が投稿されない: 自動チャット通知は、文字起こしが始まり、かつ自分以外の参加者がいる場合に送られます。一人で会議を開いている間は送信されません。会議アプリごとの詳しい条件と対処は、Google Meet の自動チャット通知(利用者向け)とZoom と Teams の自動チャット通知(利用者向け)の記事を確認してください。
  • ウォーターマークが見当たらない: 会議アプリのカメラ設定がPulseのカメラになっているかを確認してください。ウォーターマークの設定(利用者向け)のトラブルシューティングに、アプリ別の確認手順があります。
  • 設定を変更できない: 組織の管理者がワークスペース全体で有効にしている場合、個人の設定画面からは解除できません。管理者にご確認ください。

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ご不明な点は tharada@the-unchain.com までお問い合わせください。

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