API

外部システムからノートや文字起こしを取得するAPIの概要、スコープ、キーの管理です。

APIを使うと、自社のシステムやスクリプトから、会議のノート、文字起こし、AIで整形されたノートをプログラムで取得できます。APIキーを作成するときに、そのキーがどの範囲のノートを読み取れるかを選ぶ仕組みです。

チームプラン Enterpriseプラン

目的によっては MCP のほうが簡単です

Claude や ChatGPT などのAIツールからノートを参照させたいだけであれば、MCP サーバーのほうが向いています。MCP はブラウザでのOAuth認証を使い、対話型のAIツール向けに設計されています。スクリプトや定期実行の自動化、独自システムからの呼び出しにはAPIキーを使ってください。

何を作れるか

  • 独自のAIエージェント — 商談の内容を横断して傾向を集計する、プロダクトへの要望に繰り返し現れるテーマを抽出する、社内の他のデータと会議の文脈を組み合わせて分析する、といった処理を自前で組めます。
  • 社内のナレッジベース・Wiki — 会議ノートを Notion や Confluence、社内Wikiへ流し込み、検索できる状態で最新に保ちます。
  • タスクとフォローアップの自動化 — ノートから決定事項やタスクを抽出し、Linear、Jira、Todoist などのタスク管理ツールへ自動で登録します。
  • CRMへの反映とレポート — 会議の要約やタスクをCRMのレコード、ダッシュボード、社内レポートの処理へ送ります。

利用できるプラン

APIキーを作成できるのは、チームプランまたはEnterpriseプランのワークスペースメンバーです。

Enterpriseプランでは、設定 → ワークスペース → 一般 → メンバーのAPIアクセス(Settings → Workspace → General → API access for members)で、管理者がメンバーに許可するアクセス範囲を制御できます。

プラン名について

プラン名は本ヘルプセンターでの仮の表記です。UNCHAIN株式会社の実際のプラン構成に合わせて記載を調整してください。

アクセス範囲(スコープ)

APIキーには、読み取れるノートの範囲を指定します。

アクセス範囲 読み取れるノート
個人のノート 自分が所有しているノート/自分に直接共有されたノート/自分に共有されたプライベートフォルダ内のノート
公開ノート ワークスペースの全員が閲覧できるノート/チームスペース内のノート

Pulseのノートは初期状態では非公開です。公開ノートのスコープで読み取れるようにするには、ワークスペースの全員が閲覧できるフォルダ(チームスペース内のフォルダなど)にノートを置く必要があります。プライベートフォルダに置いたままのノートは、もともとそのノートにアクセスできる利用者の個人のノートのスコープからのみ読み取れます。

個人のAPIキーを作成する

事前に必要なもの
  • チームプランまたはEnterpriseプランのワークスペースメンバーであること
  • Pulseのデスクトップアプリ(macOS / Windows)。キーの発行はデスクトップアプリから行います
  • Enterpriseプランの場合は、管理者が該当のアクセス範囲を有効にしていること
  1. 設定でAPIキーの画面を開く

    デスクトップアプリで 設定 → コネクタ → APIキー(Settings → Connectors → API keys)を開きます。

  2. 新しいキーを作成する

    「新しいキーを作成」(Create new key)をクリックし、そのキーに含めるアクセス範囲を選びます。

  3. キーを生成してコピーする

    「APIキーを生成」(Generate API Key)をクリックし、表示されたAPIキーをコピーして、利用するシステムに登録します。

図画面キャプチャ: 設定 > コネクタ > APIキー

発行済みのキーの一覧(名前、アクセス範囲、作成日、失効ボタン)と、新しいキーを作成するボタンが並んでいる画面。

確認
  • 設定 → コネクタ → APIキー の一覧に、作成したキーが想定したアクセス範囲で表示されている
  • 利用するシステム側にキーを登録し、Pulseの画面で見えているノートが取得できている
APIキーをそのまま貼り付けないでください

APIキーは、そのキーのアクセス範囲に含まれるノートと文字起こしをすべて読み取れる認証情報です。ソースコード、チャットツール、課題管理システム、共有ドキュメントに直接貼り付けないでください。環境変数やシークレット管理の仕組みを使って保管し、リポジトリにコミットしないよう注意してください。第三者の目に触れた可能性がある場合は、内容にかかわらず直ちに該当のキーを失効させ、新しいキーを発行し直してください。

Enterpriseプランでは、管理者が有効にしていないアクセス範囲を含むキーは作成できません。作成画面で選べるアクセス範囲が表示されない場合は、ワークスペースの管理者に確認してください。

管理者がアクセス範囲を制御する(Enterpriseプラン)

  1. 設定 → ワークスペース → 一般 を開きます。
  2. メンバーのAPIアクセス(API access for members)を探します。
  3. 「管理」(Manage)をクリックします。
  4. メンバーが使えるアクセス範囲を選びます。

個人のノートのみ、公開ノートのみ、両方、どちらも許可しない、の4通りから選べます。どちらも許可しない設定にすると、メンバーは新しいAPIキーを作成できません。

ワークスペースのAPIキー

ワークスペースのAPIキーは管理者が管理するキーで、個人ではなくワークスペースに属します。チームプランとEnterpriseプランで利用できます。個人のAPIキーと違って有効期限がなく、特定の個人のアカウントに紐づかないため、作成した管理者が退職しても動作し続けます。基幹システムとの常時連携のように、担当者の異動で止まっては困る用途に向いています。

ワークスペースのAPIキーが読み取れるのは次の範囲です。

  • 公開ノート — ワークスペースの全員が閲覧できるノート(チームスペース内のノートなど)。管理者がワークスペースの公開フォルダを許可する設定をオフにしている場合、これらのノートはAPIに公開されません。
  • APIアクセスを有効にしたスペースのノート — スペースの作成時、または後から設定 → スペースで「APIからのアクセスを許可」(Allow API access)をオンにすると、そのスペースのノートをワークスペースのAPIキーから読み取れるようになります。対象にはそのスペース配下のフォルダとサブフォルダも含まれます。

このいずれにも当てはまらないプライベートなノートやフォルダは、ワークスペースのAPIキーからは読み取れません。

「APIからのアクセスを許可」は、新しいスペースを作成したときに初期状態で有効になっています。そのスペースのノートをワークスペースのAPIキーから読み取らせたくない場合は、作成時にオフにするか、あとから設定 → スペースでオフにしてください。

ワークスペースのAPIキーを作成・管理できるのはワークスペースの管理者だけです。作成の手順は次のとおりです。

  1. 設定でワークスペースAPIキーの画面を開く

    デスクトップアプリで 設定 → コネクタ → ワークスペースAPIキー(Settings → Connectors → Workspace API keys)を開きます。

  2. 新しいキーを作成する

    「新しいキーを作成」(Create new key)をクリックします。

  3. キーをコピーして登録する

    表示されたAPIキーをコピーし、利用するシステムに登録します。

キーを失効させる

個人のAPIキーとワークスペースのAPIキーは別のページで管理されているため、それぞれのページから失効させます。

個人のAPIキーを失効させる

  1. 設定 → コネクタ → APIキー を開きます。
  2. 失効させたいキーを探し、「失効」(Revoke)をクリックします。
  3. 確認ダイアログで実行します。

ワークスペースのAPIキーを失効させる(管理者のみ)

  1. 設定 → コネクタ → ワークスペースAPIキー を開きます。
  2. 失効させたいキーを探し、「失効」(Revoke)をクリックします。
  3. 確認ダイアログで実行します。
失効は取り消せません

失効させたキーは恒久的に無効になり、一覧の「失効済み」(Revoked)欄に移動します。元に戻すことはできません。そのキーを使っていた連携は停止するため、失効させる前に、どのシステムがそのキーを使っているかを確認してください。

APIリファレンス

エンドポイント、認証方式、リクエストとレスポンスの例をまとめたリファレンスは、開発者向けドキュメントで公開しています。APIおよび外部連携を利用する際の条件はAPI・プラットフォーム利用規約を確認してください。

編集注記

APIリファレンスおよびWebhookガイドの公開URLは、the-unchain.com上の実際の公開先に差し替えてください。

取り扱うデータについて

APIで取得できるのは会議のノートと文字起こしであり、参加者の氏名、メールアドレス、発言内容といった個人情報を含むのが通常です。取得したデータを自社システムに保存する場合、その保存先と保存期間、アクセスできる担当者の範囲を、自社の個人情報の取扱いに関する規程に沿って設計してください。

取得したデータをさらに別の事業者へ渡す場合の整理については、連携機能の一覧を確認してください。

よくある質問

Q. どのプランが必要ですか

A. APIキーの作成にはチームプランまたはEnterpriseプランが必要です。

Q. API と MCP はどう違いますか

A. API はスクリプト、定期実行の自動化、独自システムからの呼び出し向けにAPIキーを発行する仕組みです。MCP はブラウザでのOAuth認証を使い、Claude や ChatGPT のような対話型のAIツール向けに設計されています。

Q. 非公開のノートやプライベートフォルダにアクセスできますか

A. キーに個人のノートのアクセス範囲が含まれていて、かつキーの所有者がもともとPulse上でそのノートを閲覧できる場合に限りアクセスできます。公開ノートのアクセス範囲には、ワークスペースの全員が閲覧できるノートだけが含まれます。

Q. チームのノートと自分のノートを1つのキーで取得できますか

A. できます。キーを作成するときに「個人のノート」と「公開ノート」の両方を選んでください。

Q. APIがノートを1件も返しません

A. APIが返すのは、キーのアクセス範囲に一致するノートだけです。公開ノートのアクセス範囲を使っている場合は、対象のノートがワークスペースの全員から見えるフォルダ(チームスペース内のフォルダなど)に入っているかを確認してください。個人のノートのアクセス範囲を使っている場合は、キーの所有者がPulse上でそのノートを開けるかを確認してください。

Q. 検証用のサンドボックス環境はありますか

A. 現時点では用意していません。テスト用のフォルダを作り、少数のノートで動作を確認する方法をおすすめします。

Q. レート制限はありますか

A. あります。APIキーには、バースト時25リクエスト、平常時は毎秒5リクエストのレート制限が設定されています。制限が利用者単位で適用されるかワークスペース単位で適用されるかは、キーのアクセス範囲によって異なります。

Q. Webhook は使えますか

A. チームプランとEnterpriseプランで利用できます。エンドポイントの登録、購読するイベントの選択、署名の検証、再送時の処理については、開発者向けドキュメントのWebhookガイドを参照してください。

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