Google Meet で話者ラベルを使う

Google Meet で話者名を取得するための拡張機能の導入と権限設定です。

Google Meet の会議で話者ラベルを有効にすると、文字起こしの各発言に Google Meet 上の表示名が付きます。設定にはブラウザ拡張機能の導入が必要です。この記事では、導入から動作確認、うまく動かないときの対処までを説明します。仕組みと識別の限界は話者ラベルにまとめています。

対応環境

Google Meet の話者ラベルは、macOS と Windows のデスクトップアプリで利用できます。Pulseのブラウザ拡張機能(無料)が必要です。

事前に用意するもの

  • macOS または Windows のデスクトップアプリ(最新版に更新してください)
  • 対応ブラウザで開いた Google Meet の会議。Google Chrome、Microsoft Edge、Arc、Brave など、Chrome または Chromium をベースにしたブラウザが対象です
  • Google Meet に使っているブラウザプロファイルにインストールしたPulseのブラウザ拡張機能

判別はブラウザ拡張機能を通じて行われます。Pulseが Google Meet の会議を文字起こししている間、拡張機能が Google Meet の画面に表示されている参加者名と発話中の表示を読み取り、文字起こしの各区間と突き合わせます。声紋や音声の特徴量から個人を推定する処理は行わず、拡張機能が音声や映像を録音・録画することもありません。

設定手順

  1. デスクトップアプリを開く

    最新版に更新されていることを確認します。画面の表示が更新されない場合は、macOS では Cmd+R、Windows では Ctrl+R を押して手動で再読み込みします。

  2. 話者ラベルの設定を開く

    設定 > 環境設定 を開き、「機能」の中の 話者ラベル を選びます。

  3. 拡張機能のページを開く

    Google Meet の行にある ブラウザ拡張機能をインストール を選びます。ブラウザで Chrome ウェブストアのPulse拡張機能のページが開きます。

  4. Google Meet で使っているプロファイルに追加する

    拡張機能はブラウザプロファイルごとに個別にインストールされます。ブラウザからプロファイルの選択や切り替えを求められた場合は、Google Meet で使っているプロファイルを選んでからインストールしてください。

  5. 接続を確認する

    Pulseに戻ります。拡張機能が検出されると、Google Meet の行の表示が 有効 に変わります。接続された時点で話者ラベルは動作し、別途オン・オフを切り替える設定はありません。

設定できたかの確認
  • 設定 > 環境設定 > 話者ラベル の Google Meet の行が 有効 になっている
  • Google Meet を開くブラウザプロファイルに拡張機能が入っている
  • 設定後に記録した会議の文字起こしに、参加者の表示名が付いている
拡張機能の配布元について

公開時に、Chrome ウェブストア上のPulse拡張機能のページへのリンクと拡張機能IDを、実際の値に差し替えてください。

図画面キャプチャ: 設定 > 環境設定 の「機能」にある「話者ラベル」の項目

Google Meet と Zoom の行が並び、それぞれの接続状態が表示されています。

会議での使い方

対応ブラウザで Google Meet の会議を開始し、いつもどおりPulseで文字起こしを始めます。Google Meet 側で発話者を判別できた場合、その参加者の表示名が文字起こしの発言の上に表示されます。ご自身の発言にも、Google Meet で使っている表示名が付きます。

話者ラベルは文字起こしを行っている間だけ働くため、設定より前に記録された文字起こしに後から名前が付くことはありません。識別できる範囲と参加者への告知の考え方は、話者ラベルをご覧ください。

うまくいかないときは

Q. 設定に「話者ラベル」の項目が見当たりません

A. 「話者ラベル」は 設定 > 環境設定 の「機能」の中にあります。そこに表示されない場合は、次の順に確認してください。

  1. Pulseが最新版に更新されているかを確認します。
  2. macOS では Cmd+R、Windows では Ctrl+R を押して画面を再読み込みします。
  3. あらためて 設定 > 環境設定 を開きます。
Q. 拡張機能を入れたのに「未接続」と表示されます

A. 次の順に確認してください。

  1. デスクトップアプリが起動しているかを確認します。拡張機能はアプリが動いている状態で検出されます。
  2. 拡張機能をどのブラウザプロファイルに入れたかを確認します。拡張機能はプロファイルごとに個別にインストールされます。
  3. そのプロファイルに切り替えて、Google Meet のページを開きます。
  4. 設定 > 環境設定 > 話者ラベル に戻り、表示が 有効 に変わるまで待ちます。
  5. それでも未接続のままであれば、Pulseとブラウザをいったん終了してから、もう一度開いて試します。

社内で管理されたブラウザを使っている場合は、拡張機能のインストールが管理者によって制限されていることがあります。その場合は、IT部門に話者ラベルを組織全体で設定する(管理者向け)の手順で配布を依頼してください。

Q. 文字起こしはできているのに、話者名だけ付きません

A. 次の点を確認してください。

  • 会議が、対応するブラウザで開いた Google Meet で行われていること。別の会議ツールや対応外のブラウザでは話者ラベルは働きません。
  • 設定 > 環境設定 > 話者ラベル の Google Meet の行が 有効 になっていること。
  • その文字起こしが、話者ラベルを設定した後に記録されたものであること。

会議室の共有端末から複数人が話している場合など、一部の区間に話者名が付かないことがあります。該当する状況は話者ラベルの「識別できること、識別できないこと」に一覧があります。

Q. 表示される話者名が間違っています

A. 話者ラベルは、Google Meet が表示している参加者名をそのまま使います。参加者が本名と異なる表示名を設定している場合は、その表示名が話者名になります。名前の誤りはノート上で直接書き換えるか、チャットに置き換えを指示してください。

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