カレンダーが同期されない

予定が表示されない、重複する、更新されない場合の確認手順です。

ホーム画面の「この後の予定」に会議が並ばない、共有してもらったカレンダーが出てこない、表示時刻がずれる、といった症状の確認手順をまとめます。カレンダー連携の初期設定についてはカレンダーを連携するを参照してください。

補足

Pulseは Google カレンダーと Microsoft のカレンダーに対応しています。ログインに使った Google アカウントまたは Microsoft アカウントのカレンダーから予定を取り込み、デスクトップアプリ(macOS / Windows)のホーム画面の「この後の予定」に表示します。取り込めるのは、ログインしたアカウントのカレンダー上で見えている予定だけです。表示するカレンダーの選択は 設定 > カレンダー、または「この後の予定」の横の歯車のアイコンから変更します。

図画面キャプチャ: ホーム画面の「この後の予定」

ホーム画面の上部に、今日の会議が開始時刻順に並んでいる状態。各行に会議名、時刻、参加者のアイコンが表示されている。

症状別の確認

この状態にならない場合は、当てはまる症状の節を上から順に確認してください。

「この後の予定」に予定がまったく表示されない

  1. カレンダー側に予定があるかを確認する

    Pulseにログインしているメールアドレスで Google カレンダー または Outlook のカレンダー を開き、そこに予定が表示されることを確認します。

  2. 表示対象のカレンダーを確認する

    「この後の予定」の横にある歯車のアイコンをクリックし、表示対象のカレンダーにチェックが入っていることを確認します。

  3. 権限を付け直す

    どちらも問題がない場合、Pulseにカレンダーの権限が付与されていない可能性があります。画面左下のメニューから「設定」を開いて「ログアウト」を選び、同じアカウントでログインし直します。ログインの途中でカレンダーへのアクセス許可を求められるので、許可します。

それでも表示されない場合は、ネットワークやIT部門の制限でカレンダーへの接続が遮断されている可能性があります。後述の「社内ネットワークが関係している場合」に進んでください。

共有してもらったカレンダーの予定が表示されない

他の人から共有されたカレンダーの予定が見えない場合、そのカレンダーがログイン中のメールアドレス宛に正しく共有されていない可能性があります。

注意が必要なのは、共有元のカレンダーの提供元と、ログインに使っている提供元が違う場合です。たとえば Microsoft アカウントでログインしているのに Google カレンダーを共有してもらった場合、そのメールアドレス宛に共有するだけでは足りません。ログインに使っている側のカレンダー(この例では Microsoft のカレンダー)に予定が表示される状態になっている必要があります。Google カレンダーの共有方法はGoogle のヘルプに説明があります。

共有が正しく行われていれば、Pulseのカレンダー設定にそのカレンダーがチェックボックスとして現れます。

  1. 「この後の予定」の横の歯車のアイコンをクリックし、連携中のアカウントから見えているカレンダーの一覧を表示します。
  2. 目的のカレンダーにチェックを入れます。同期の反映には数分かかることがあります。

それでも表示されない場合は、共有の権限設定を確認してください。会社のポリシーでカレンダーの外部共有が禁止されている場合もあります。また、共有の権限が「予定の有無(空き時間)のみ」になっていると、Pulseは予定を取得できません。予定の詳細をすべて表示できる権限が必要です。共有相手ごとの権限のプルダウンで、「予定の表示(すべての予定の詳細)」にあたる設定を選んでもらってください。

図画面キャプチャ: カレンダーの共有権限の設定

カレンダーの共有設定画面。共有相手ごとの権限のプルダウンが開き、「予定の表示(時間帯のみ、非公開を隠す)」と「予定の表示(すべての予定の詳細)」が並んでいる。

会議の時刻がずれて表示される

Pulseは、連携しているカレンダーに保存されている時刻をそのまま表示します。

表示時刻がずれている場合は、Google カレンダー または Outlook のカレンダー を開き、その予定が何時で保存されているかを確認してください。カレンダー側のタイムゾーン設定を直せばPulseにも反映されます。反映まで数分かかることがあります。

海外拠点や海外の取引先との会議が多い場合は、カレンダー側で「予定ごとのタイムゾーン指定」が意図しない値になっていることがあります。予定の作成者が別のタイムゾーンで作成した予定も確認の対象です。

カレンダー側が正しいのにアプリの表示だけがずれる場合は、パソコン側の時刻とタイムゾーンを確認します。

システム設定 > 一般 > 日付と時刻 を開き、「時刻と日付を自動的に設定」と「現在地に基づいて時間帯を自動的に設定」がオンになっていることを確認します。会社の端末管理ポリシーで固定されている場合は、設定されている時間帯が実際の勤務地と合っているかを確認してください。

設定 > 時刻と言語 > 日付と時刻 を開き、「時刻を自動的に設定する」と「タイムゾーンを自動的に設定する」がオンになっていることを確認します。オフにしている場合は、「タイムゾーン」の欄が実際の勤務地と合っているかを確認します。

設定 > 時刻と言語 > 日付と時刻 を開きます。項目名はWindows 11と同じで、「時刻を自動的に設定する」と「タイムゾーンを自動的に設定する」を確認します。

Outlook や Exchange のカレンダーが接続できない

Pulseが対応しているのは、クラウド版の Microsoft 365(Exchange Online)のカレンダーです。オンプレミスの Exchange サーバーには対応していません。Microsoft 365 以外の Exchange サーバーで Outlook を使っている場合、カレンダー連携は利用できないことがあります。

Microsoft 365 で接続できない場合は、一度ログアウトし、Microsoftアカウントでログインするの手順でログインし直してください。ログインの過程でカレンダーの権限をあらためて求められます。

組織の設定で管理者の承認が必要になっている場合は、情報システム部門の管理者が Microsoft の管理センターでPulseを承認する必要があります。承認の手順もMicrosoftアカウントでログインするにまとめています。

Outlook の「パブリック フォルダー」のカレンダーが表示されない

Outlook の「パブリック フォルダー」に置かれたカレンダーは、通常のカレンダーとは異なる仕組みで動いているため、Pulseからは参照できません。クラウド版の Microsoft 365 を利用している場合も同様です。

部門の共有予定を「パブリック フォルダー」で運用している場合は、通常のカレンダーとして作成し直して共有するか、個人のカレンダーに予定を複製する運用に切り替える必要があります。

以前は表示されていたのに、表示されなくなった

予定が表示されなくなった場合や、カレンダーの共有設定を変更した場合は、接続をいったん切って繋ぎ直すと解消することがあります。

  1. ログアウトする

    画面左下のワークスペース名をクリックし、「設定」から「ログアウト」を選びます。

  2. ログインし直す

    同じ Google アカウントまたは Microsoft アカウントでログインし直します。

  3. 権限を許可する

    カレンダーの権限を求められたら、あらためて許可します。

  4. 対象のカレンダーを確認する

    設定 > カレンダー を開き、必要なカレンダーがオンになっていることを確認します。

確認

同期が追いつくまで数分かかります。数分待っても「この後の予定」に会議が並ばない場合は、カレンダー側に予定があるかどうかの確認に戻ってください。

Google カレンダーの接続が何度も切れる

接続し直してもすぐに切れる場合、組織の Google Workspace のセキュリティ設定がPulseのアクセスを取り消している可能性があります。

情報システム部門の管理者に、Google Workspace 管理コンソールの「セキュリティ > アクセスとデータ管理 > API の制御 > サードパーティ製アプリのアクセスを管理」でPulseを許可リストに追加するよう依頼してください。許可されていないアプリのトークンが定期的に失効する設定になっていると、利用者側で何度つなぎ直しても同じことが繰り返されます。

社内ネットワークが関係している場合

カレンダーの同期は、Pulseのサーバーと、Google または Microsoft の各サービスへの通信によって行われます。ログインは通るのにカレンダーだけが同期されない場合は、認証は済んでいて、その後のトークン更新やカレンダーAPIへの通信だけが遮断されている可能性があります。

VPNなどのネットワークツールを切って試し、改善する場合は情報システム部門に相談してください。プロキシとSSLインスペクション、VPNの常時接続、エンドポイント保護製品による遮断など、社内ネットワークで起きる遮断の見分け方と、許可が必要な通信先の一覧はネットワークと許可リストにまとめています。

会社支給の端末で承認を得られない場合

管理者の承認が必要で自分では進められない場合は、情報システム部門に依頼してください。カレンダー連携で依頼が必要になるのは、次の3点です。

  • Microsoft 365 の場合: Microsoft の管理センターでのPulseのアプリケーション承認(必要な権限はカレンダーの予定の読み取り)
  • Google Workspace の場合: 管理コンソールの API の制御でのPulseの許可
  • ネットワーク側: Pulseの通信先に対する HTTPS の許可と、SSLインスペクションを行う場合の証明書配布の確認

依頼文のひな形はネットワークと許可リストにまとめています。「カレンダー連携の承認」の項目を残してお使いください。

それでも解決しない場合

ここまでの手順で解決しない場合は、tharada@the-unchain.com までご連絡ください。次の情報を添えていただくと、調査が早く進みます。

  • ログインに使っているアカウントの種別(Google / Microsoft)と、そのメールアドレスのドメイン
  • 表示されない会議の日時(タイムゾーンが分かる形で)とカレンダー名
  • 自分のカレンダーの予定か、共有されたカレンダーの予定か
  • 設定 > カレンダー でそのカレンダーが一覧に出ているかどうか
  • すべての予定が表示されないのか、特定のカレンダーの予定だけが表示されないのか
  • ネットワーク環境(社内LAN、VPNの有無、プロキシの有無)

特定の会議のノートだけが見当たらない場合は、ノートが見当たらないも確認してください。

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