レシピ(定型指示)

よく使う指示を保存して繰り返し実行する機能の作り方と共有方法です。

レシピは、チャットに毎回入力している指示文を保存しておく機能です。議事録の整形、日報への転記、面接の評価シートのように決まった形で出力したい作業を、名前を選ぶだけで実行できます。この記事では、レシピの呼び出し方、作成手順、共有と編集の方法を説明します。指示文そのものの書き方と、そのまま使える例文は効果的なレシピの書き方にまとめています。

補足

レシピはチャットから呼び出す機能です。チャットはデスクトップアプリ(macOS / Windows)で利用できます。チャットの対象範囲の決め方はノートに質問する(チャット)をご覧ください。

レシピが向いている作業

同じ形の出力を繰り返し作る作業に向いています。たとえば次のような使い方があります。

  • 社内に配布する議事録や、上長に提出する日報の形に整える
  • 直近の会議から持ち帰り事項と決定事項だけを抜き出す
  • 複数の顧客との打ち合わせを横断して、要望の傾向をまとめる
  • 開発の打ち合わせから、検証すべき項目や不具合の一覧を作る
  • 問い合わせ対応の記録から、社内向けの手順書の下書きを作る

レシピを呼び出す

チャットの入力欄で半角スラッシュ / を入力すると、使えるレシピの一覧が表示されます。ここには、最初から用意されているレシピ、自分で作ったレシピ、同じワークスペースのメンバーが共有したレシピが並びます。名前の一部を続けて入力すると絞り込めます。

サイドバーのメニューからレシピのタブを開くと、一覧をまとめて確認できます。

図画面キャプチャ: チャット入力欄でスラッシュを入力したときのレシピ一覧

入力欄の上にレシピ名と短い説明が縦に並び、上下キーで選択できる状態。

レシピを探す

レシピのタブは、いくつかの区画に分かれています。

  • おすすめ: Pulseが用意したレシピと、利用者から寄せられたレシピが並びます。分析の切り口を知りたいときの出発点になります。
  • マイレシピ: 自分が作ったレシピです。
  • ワークスペースのレシピ: 同じワークスペースのメンバーが公開したレシピです。

検索欄では、レシピの名前だけでなく指示文の本文も検索されます。「日報」「評価」など、使いたい場面の言葉で探してください。

レシピを作る

  1. 作成画面を開く

    チャットの入力欄で / を入力するか、サイドバーからレシピのタブを開き、「レシピを作成」を選びます。

  2. 名前を付ける

    この名前が、チャットで呼び出すときのショートカットになります。「議事録(社内配布)」のように、用途が分かる名前にしてください。

  3. 指示文を書く

    何を抽出するのか、どういう形式で出力するのかを具体的に書くほど、結果が安定します。構造の決め方、日本語特有の指定(敬体・常体、表記、数字の書式)、そのまま保存して使える例文は効果的なレシピの書き方にまとめています。

  4. 使う場面を選ぶ

    「単一の会議」を選ぶと、個別の会議のチャットに表示されます。会議中にも、終了後にも使えます。「複数の会議」を選ぶと、ホーム画面、フォルダ、参加者・会社の記録、会議を複数選んだ状態で表示され、個別の会議のチャットには表示されません。1つのレシピに設定できるのはどちらか一方だけです。同じ指示文を両方の場面で使いたい場合は、それぞれ別のレシピとして作成してください。

  5. AIモデルを指定する(任意)

    詳細設定を開くと、レシピを実行するAIモデルを指定できます。指定できる範囲はプランによって異なります。選び方と対象プランはAIモデルの選び方をご覧ください。指定しない場合は自動選択で動作します。

  6. 保存して公開範囲を決める

    保存したレシピは、自分だけで使うほか、ワークスペースに公開したり、リンクで共有したりできます。範囲の選び方は次の節で説明します。

確認
  • 名前を見ただけで、どの場面のレシピか分かるか
  • 「単一の会議」と「複数の会議」のうち、使いたい画面に合う側を選んでいるか
  • 指示文に、出力の見出し・項目数・文体の指定が入っているか

共有の範囲

レシピの公開範囲は3段階から選べます。

設定 見える相手
非公開 作成者本人だけ
ワークスペース内 同じワークスペースのメンバー
リンクを知っている人 リンクを受け取った人すべて

共有されたレシピを受け取った人は、自分のノートに対してそのレシピを実行したり、自分のレシピとして保存したり、内容を書き換えた自分用の版を作ったりできます。受け取った人が作成者の版を書き換えることはできません。また、レシピを共有しても、会議のノートや文字起こしが相手に見えるようになることはありません。

社外に共有する前に確認してください

レシピの指示文には、社名、製品名、体制、評価基準、取引条件など、社外に出したくない情報を書き込むことがあります。「リンクを知っている人」を選ぶと、そのリンクを受け取った人は指示文の全文を読めます。社外の人に渡す可能性があるレシピは、社内固有の情報を含めずに書いてください。

他の人のレシピを土台にする(リミックス)

他の人が作ったレシピには「リミックス」のボタンが表示されます。これは、自分が編集できる複製を作る機能です。自分のレシピには表示されません(直接編集できるためです)。

リミックスでは指示文だけでなく設定も変更できます。たとえば、共有されたレシピが「複数の会議」用に設定されていて、個別の会議で使いたい場合は、リミックスしてから「単一の会議」に切り替えます。元のレシピには影響しません。

編集と削除

編集する場合

  1. マイレシピから対象のレシピを開きます。
  2. 詳細画面の鉛筆のアイコンを選び、編集モードに入ります。
  3. 内容を変更します。
  4. 「保存」を選びます。

削除する場合

  1. マイレシピから対象のレシピを開きます。
  2. 鉛筆のアイコンを選び、編集モードに入ります。
  3. 左下のごみ箱のアイコンを選びます。

指示文に変数は使えません

レシピは静的なテンプレートです。変数、差し込み項目、実行時に値を入れ替える仕組みには対応していません。保存した指示文が、毎回そのまま送られます。

案件や職種ごとに条件を変えたい場合は、条件を直接書き込んだレシピを別々に作ってください。たとえば、営業職の面接と技術職の面接で評価項目が違うなら、「面接評価シート(営業職)」と「面接評価シート(技術職)」を別のレシピとして用意します。

うまくいかないときは

レシピが一覧に出てこない

そのレシピの設定が「単一の会議」なのか「複数の会議」なのかを確認してください。設定と違う場面では表示されません。共有されたレシピの設定を変えたい場合は、リミックスしてから切り替えます。

出力の形が毎回変わる

指示文が短いと、出力の形式が固定されません。見出しの並び、文体、1項目あたりの長さ、表の列を指示文の中で明示してください。書き方の詳細は効果的なレシピの書き方で説明しています。

会議に出ていない情報が出力される

参照できるのは会議のデータと添付した資料だけです。それ以外の情報を求める指示を書くと、内容が補われてしまうことがあります。「記録にない事項は書かない」という規則を指示文に入れてください。

共有したレシピを社外から見えないようにしたい

公開範囲の設定を変更してください。ただし、すでにリミックスされた複製は相手の手元に残ります。機微な情報を含む指示文は、共有する前に書き換えてください。

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