初期セットアップガイド

インストールからカレンダー連携、マイクと画面収録の権限付与まで、初回設定の手順です。

デスクトップアプリを入れてから、最初の会議でノートを取れる状態になるまでの手順をまとめます。インストール、起動、ログインとカレンダーの権限、音声の権限、動作確認の5つを順に進めれば設定は完了です。アプリ全体の見取り図はPulseの基本を参照してください。

動作環境と、記録できるもの

Pulseは macOS と Windows のデスクトップアプリで動作し、Google アカウントまたは Microsoft アカウントに接続して使います。macOS では macOS 14 以上が必要です。ブラウザで開くウェブ版は、すでにあるノートの閲覧と編集のための画面で、録音と文字起こしはデスクトップアプリで行います。

デスクトップアプリでは、次のような音声を文字起こしと要約の対象にできます。

  • Zoom、Google Meet、Microsoft Teams など、利用中の会議ツールでの打ち合わせ
  • 自分向けのボイスメモ
  • ポッドキャストや動画など、パソコンで再生している音声

会議ツールの側に録音用の参加者が入ることはありません。パソコンで聞こえている音声とマイクの音声を、アプリが直接取得します。

1. インストールする

  1. 配布ページからインストーラー(.dmg)をダウンロードします。
  2. ダウンロードフォルダの .dmg ファイルを開きます。
  3. 表示されたウィンドウで、アプリのアイコンをアプリケーションフォルダにドラッグします。

アプリケーションフォルダ以外の場所に置くと、自動更新が正しく働かないことがあります。

  1. 配布ページからインストーラー(.exe)をダウンロードします。
  2. ダウンロードフォルダの .exe ファイルを開きます。
  3. インストーラーの案内に従って進めます。

既定のインストーラーは、ログイン中のユーザー単位でインストールします。

図画面キャプチャ: ディスクイメージからアプリケーションフォルダへのドラッグ

ディスクイメージのウィンドウに、アプリのアイコンとアプリケーションフォルダのショートカットが左右に並び、矢印でドラッグの方向が示されている。

IT部門が端末管理ツールでまとめて配布する場合の注意点は、管理者による一括インストールと更新にまとめています。

2. 起動する

アプリケーションフォルダまたはスタートメニューからアプリを起動します。起動時に「インターネットからダウンロードされたアプリです。開いてもよろしいですか」といった確認が表示されることがありますが、想定どおりの動作です。そのまま開いて問題ありません。

3. ログインする

ログインは Google アカウントまたは Microsoft アカウントで行います。ほかの方法でのログインには対応していません。Google Workspace のアカウント、個人のGoogleアカウント、Microsoft のアカウントのいずれかを使ってください。

ログインをクリックすると、既定のブラウザに新しいタブが開き、そこで認証が完了します。普段の会議が入っているカレンダーと同じアカウントを選ぶと、以降の設定が少なくて済みます。

図画面キャプチャ: ログイン画面

Google アカウントと Microsoft アカウントのログインボタンが並んだ、初回起動時の画面。

カレンダーの権限

ログインの途中で、カレンダーに関する権限の確認画面が表示されます。すべての項目を選択して進めてください。ここで求めているのは、カレンダーの予定を参照する権限と、予定の基本的な情報(参加者、開始時刻、日付、件名)を取得する権限です。

権限を一部だけ許可すると、予定が表示されない、参加者が取り込まれないといった状態になります。後から見直したい場合は、カレンダーの設定画面から調整できます。詳しくはカレンダーを連携するを参照してください。

Microsoft アカウントでログインする場合

Microsoft アカウントでのログインも、Google の場合と同じ流れです。認証画面で Microsoft のアカウントを選び、カレンダーへのアクセスを承認すると、アプリに戻ります。組織の設定によっては、管理者の同意が必要になることがあります。手順の詳細はMicrosoft アカウントでログインするにまとめています。

Exchange の構成について

対応しているのは、クラウド上の Microsoft 365 のカレンダー(Exchange Online)です。オンプレミスの Exchange サーバーには対応していません。

4. マイクと音声の権限を許可する

ログインが終わると、音声に関する権限の確認が表示されます。ここで許可しないと、会議の音声を取得できず、文字起こしが空のままになります。

マイクと、システム音声(パソコンが再生している音声)の両方について許可を求められます。表示されたダイアログで「許可」を選んでください。システム音声の取得は、OS上では画面収録の権限として扱われます。

後から確認や変更を行う場合は、システム設定 > プライバシーとセキュリティ > マイク、および システム設定 > プライバシーとセキュリティ > 画面とシステム音声の録音を開きます。

これらの権限は自動的に付与されます。個別に有効化する操作は不要です。

音声が取れているかどうか不安な場合や、後から権限を確認したい場合は、設定 > プライバシーとセキュリティ > マイク から状態を確認できます。

図画面キャプチャ: macOS のマイクとシステム音声の許可ダイアログ

マイクへのアクセスを求めるダイアログと、画面およびシステム音声の録音を求めるダイアログが順に表示されている様子。

音声が取得できない場合の切り分けは、文字起こしがうまくいかないにまとめています。

録音することを参加者に伝える

日本には、会議の当事者による録音を一般的に禁じる法律はなく、参加者全員から同意を得ることが法律上の義務とされているわけでもありません。ただし、会議の冒頭で録音と文字起こしを行う旨を伝えることは強く推奨され、社内ルールとして定めておくと運用が安定します。考え方、社外の方が参加する会議での扱い、そのまま使える告知の文例はAI議事録をどこまで使ってよいか(チーム向けガイド)を参照してください。

5. 動作を確かめる

初回ログイン時には、基本的な使い方を確認するためのデモ用の会議があらかじめ用意されています。短い音声を再生しながら、文字起こしが流れ、会議の終了後にノートが作られるところまでを一度で確認できます。このデモは一度視聴すると再表示されません。

デモが終わると、ホーム画面に直近の予定と、デモで作られたノートが並んだ状態になります。

初期設定が終わったかの確認
  • ホーム画面の「これからの予定」に、今日以降の予定が並んでいる
  • 設定 > カレンダー に、連携したカレンダーが表示されている
  • macOS はマイクと「画面とシステム音声の録音」、Windows はマイクが許可されている
  • デモの会議で文字起こしが流れ、終了後にノートが作られた
編集注記

参照元では、デモを後から見直すための専用リンクが案内されていました。UNCHAIN株式会社側で同等の導線を用意する場合は、ここにそのURLを記載してください。

設定を済ませたら

次の3つを先に済ませておくと、最初の本番の会議から実用的なノートが得られます。

  1. 言語を設定する — 日本語の会議が中心か、日英が混ざるかによって設定が変わります。多言語対応を参照してください。
  2. プロフィールを埋める — 職種や担当業務を登録すると、要約が自分の関心に寄ります。プロフィールと環境設定を参照してください。
  3. 社名や部署名を登録する — 聞き取りを誤りやすい固有名詞を先に登録しておきます。文字起こしのカスタマイズを参照してください。

うまくいかないときは

症状 確認する場所
予定が「これからの予定」に出てこない カレンダーが同期されない
文字起こしが空のまま、または途中で止まる 文字起こしがうまくいかない
会議が終わってもノートが作られない ノートが生成されない
社内ネットワークからログインできない ネットワークと許可リスト
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