請求書の見方

適格請求書(インボイス)の記載事項、日割り計算、未使用期間の調整の読み方です。

Pulseの請求書は、席(シート)の数に応じた基本料金と、請求期間の途中で席数が変わったときの調整行で構成されます。この記事では、それぞれの行が何を表しているのか、適格請求書(インボイス)としての記載事項がどこに書かれているのか、日割り計算がどのように行われるのかを説明します。

補足

請求は「ワークスペース単位」かつ「席単位」です。ワークスペースに参加しているメンバーの人数がそのまま席数になり、席数にプランの単価を掛けた金額が基本料金になります。請求書に出てくる金額は、この考え方から組み立てられています。

請求書の構成

席数にプランの単価を掛けた金額が、次の請求期間の ご利用料金 として請求書の下部に表示されます。前回の請求期間中に席数が変わっていなければ、請求書に載る行はこの1行だけです。

席数が請求期間の途中で変わった場合は、その変更を精算するための調整行が上に積み上がります。調整行は必ず2行1組で現れます。

適格請求書(インボイス)として記載している事項

Pulseの請求書は、適格請求書の記載事項を満たすように作成しています。消費税法が定める6つの記載事項と、請求書上での表示場所の対応は次のとおりです。

# 法令上の記載事項 請求書での表示
1 適格請求書発行事業者の氏名または名称および登録番号 請求書のヘッダーにUNCHAIN株式会社の名称、その下に「登録番号 お問い合わせください」
2 課税資産の譲渡等を行った年月日(一定期間分をまとめる場合はその期間) 明細行の ご利用期間(例: 2026年9月1日〜2026年9月30日)
3 課税資産の譲渡等に係る資産または役務の内容 明細行の品目名。プラン名と席数を併記(例: Pulse チームプラン 利用料(10席))
4 税率ごとに区分して合計した税抜価額または税込価額および適用税率 合計欄の 小計(税抜) と、その横の 10%対象 の表示
5 税率ごとに区分して計算した消費税額等 合計欄の 消費税(10%)
6 書類の交付を受ける事業者の氏名または名称 請求書の宛名欄(例: 株式会社〇〇 御中)
法令消費税法 第57条の4第1項(適格請求書発行事業者の義務)

適格請求書発行事業者が交付する適格請求書には、登録番号を含む発行事業者の名称、取引年月日、取引内容、税率ごとに区分して合計した金額と適用税率、税率ごとに区分した消費税額等、そして交付を受ける事業者の名称を記載しなければならないと定められています。上表の6項目はこの規定に対応しています。

法令消費税法 第29条(税率)

消費税の標準税率は7.8%で、地方消費税(消費税額の78分の22)と合わせて10%になります。Pulseの利用料に軽減税率が適用されることはないため、請求書上はすべて「10%対象」として1区分で表示します。

登録番号について(編集注記)

お問い合わせくださいにはUNCHAIN株式会社の適格請求書発行事業者登録番号(Tに続く13桁)を入れてください。UNCHAIN株式会社が適格請求書発行事業者の登録を受けていない場合、発行しているのは適格請求書ではありません。その場合はこの節と登録番号の記載を削除してください。

明細行に出てくる表記

請求書の明細に表示される項目は次のとおりです。すべての行が毎回出るわけではなく、その請求期間に発生した事象に応じて表示されます。

表示ラベル 意味
ご利用料金 次の請求期間分のプラン基本料金。プラン名と席数を併記します。
ご利用期間 その行の対象となる期間。日割りの行には対象日数も表示します。
席数の追加(日割り) 請求期間の途中で席を追加した分の料金。追加日と日数、単価を併記します。
席数の削除(日割り調整) 請求期間の途中で席を減らした分の減額。マイナス表記です。
期間按分(日割り計算) プラン変更などで期間を按分した金額。按分の起算日と日数を明記します。
未使用期間の調整 変更前の席数で前払いしていた分のうち、未経過期間に相当する額の戻し。マイナス表記です。
クレジット残高の充当 紹介特典などで付与されたクレジットを充当した額。マイナス表記です。
割引 クーポンや年額割引。名称と率または額を明記します。
小計(税抜) 10%対象の税抜合計額。
消費税(10%) 税率ごとに区分した消費税額。
合計(税込) 実際にお支払いいただく金額。
登録番号 UNCHAIN株式会社の適格請求書発行事業者登録番号。

期間按分(日割り計算)の考え方

席数が請求期間の途中で変わったとき、Pulseは「前払いしていた分をいったん戻し、新しい席数で残りの日数分を計算し直す」という方法で精算します。そのため調整行は2行1組になります。

  • 未使用期間の調整(マイナス): 変更前の席数で受け取っていた料金のうち、変更日から請求期間の末日までの日数分を戻します。「その構成はもう使っていないので、残り日数分を返す」という行です。
  • 期間按分(日割り計算)(プラス): 同じ残り日数について、変更後の席数で計算した料金を請求します。「新しい席数になったので、残り日数分を請求し直す」という行です。

この2行を足し合わせた 差引請求額 が、増減した席の残り日数分の料金にあたります。増員なら差引はプラス、減員なら差引はマイナス(返金方向)になります。日数を数える起算日は席数を変更した当日で、末日はその請求期間の最終日です。

計算例

例として仮の金額を用いています

ここで使っている単価と金額は説明のための仮のものです。実際の単価はUNCHAIN株式会社の料金ページ、実際のご請求額はご自身の請求書をご確認ください。

請求期間が2026年9月1日から9月30日までの30日間、チームプランの単価を1席あたり月額10,000円(税抜)と仮定します。9月1日時点で3席を契約しており、9月16日に2席を追加したとします。9月16日から9月30日までの残り日数は15日です。

明細行 計算 金額(税抜)
未使用期間の調整(3席、9月16日〜9月30日、15日) 10,000円 × 3席 × 15日 ÷ 30日 -15,000円
期間按分(5席、9月16日〜9月30日、15日) 10,000円 × 5席 × 15日 ÷ 30日 +25,000円
ご利用料金(10月1日〜10月31日、5席) 10,000円 × 5席 50,000円
小計(税抜) 60,000円
消費税(10%) 60,000円 × 10% 6,000円
合計(税込) 66,000円

調整行の差引は 25,000円 − 15,000円 = 10,000円 で、これは追加した2席を15日間(請求期間の半分)使った分の料金と一致します。

日付の範囲が行ごとに違う理由

調整行のペアごとに対象期間の長さが違うのは、変更を行った時点から次回の更新日までに何日残っていたかがペアごとに異なるためです。請求期間の早い段階での変更は残り日数が多いので調整額が大きくなり、末日に近い変更は残り日数が少ないので小さくなります。日数に比例して計算されている結果で、異常な状態ではありません。

変更の回数だけ明細行が増える

席数を変更するたびに調整行のペアが1組ずつ増えます。次の例では、1つの請求期間(9月15日から10月14日まで)の途中で4回の変更があったため、調整行が8行、これに次期間の ご利用料金 の行が加わって、合計9行の明細になります。

日付 起きたこと 席数
9月15日(請求期間の開始) 2席で開始 2
9月27日 1席追加 2 → 3
10月2日 1席追加 3 → 4
10月7日 1席追加 4 → 5
10月13日 1席追加 5 → 6
10月15日(更新日) 6席で次の請求期間が始まる 6

更新日そのものに行った変更は、残り日数がないため調整行になりません。次の請求期間の ご利用料金 に、変更後の席数がそのまま反映されます。

明細行を減らす

メンバーを1人ずつ日を分けて追加すると、その回数だけ調整行のペアが増えます。採用や異動のタイミングで複数名をまとめて追加すると、変更が1回にまとまり、請求書の行数を抑えられます。

メンバーが抜けたとき

席を減らしたときも仕組みは同じで、符号が反対になります。変更前の多い席数について未使用期間の調整(マイナス)が入り、変更後の少ない席数について残り日数分の期間按分(プラス)が入ります。差引は減った席の残り日数分のマイナスとなり、次回の請求額から差し引かれます。使っていない席に料金が発生し続けることはありません。

メンバーをワークスペースから削除しても、そのメンバーが登録した支払い方法は契約から自動的には外れません。担当者が交代したときの対応はプランと支払いにまとめています。

消費税の端数処理

消費税額は、明細行ごとに計算するのではなく、請求書1枚につき税率ごとに1回だけ計算します。Pulseの利用料はすべて10%対象なので、請求書全体の税抜合計額に対して1回の端数処理を行い、その結果を 消費税(10%) として表示します。

日割り計算を行うと明細行の金額に1円未満の端数が生じることがあります。この場合、各明細行の金額をそれぞれ1.1倍して合計した金額と、請求書に表示される合計額とが、1円単位で一致しないことがあります。国税庁が示す適格請求書の取扱いでは、一の適格請求書につき税率ごとに1回の端数処理を行うこととされているため、請求書に記載された合計額が正しい金額です。

宛名と請求情報の変更

請求書の宛名を変更したい場合は、設定 > 請求 の請求情報から会社名・部署名を登録してください。登録番号や事業者情報を請求書に載せたい場合も、同じ請求情報の画面から登録します。

登録した内容が反映されるのは次回発行分の請求書からです。すでに発行された請求書の宛名を変更したい場合は、対象の請求書の日付を添えてtharada@the-unchain.comまでご連絡ください。

請求書の確認とダウンロード

  1. 請求の画面を開く

    Pulseのアプリで 設定 > 請求 を開きます。現在の席数と次回の更新日も、この画面で確認できます。

  2. 契約の管理を開く

    契約の管理 を選ぶと、決済代行の管理画面に移動します。

  3. 請求書を開く

    過去の請求書と領収書の一覧から、対象の請求書を開いてダウンロードします。

確認

契約の管理 が表示されず、代わりに請求担当者のメールアドレスが出ている場合は、そのワークスペースの請求を管理しているのは別の管理者です。写しの送付を依頼するか、請求連絡先として自分を追加してもらってください。

うまくいかないときは

症状 確認すること
請求額が想定より多い 請求期間中に席を追加していないかを確認してください。調整行の差引が追加分の日割り料金にあたります。
明細行が9行あって読み方が分からない 上から調整行のペアが並び、最下行が次期間の基本料金です。ペアごとに対象期間と席数を突き合わせてください。
明細を足しても合計と1円合わない 消費税は請求書全体で1回だけ計算しています。請求書の合計額が正しい金額です。
宛名が古い会社名のまま 請求情報の変更は次回発行分から反映されます。発行済み分はtharada@the-unchain.comまでご連絡ください。
登録番号が見当たらない 請求書のヘッダー、または合計欄の下に記載しています。表示されない場合はtharada@the-unchain.comまでお問い合わせください。

請求書の内容についてご不明な点がある場合は、対象の請求書の発行日とワークスペース名を添えてtharada@the-unchain.comまでご連絡ください。

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